励磁型スピーカー
DEER RSS-133
励磁型スピーカーとは、
振動板を動かすための磁気回路に、
電磁石を使ったスピーカーのことをいいます。
スピーカーが製品として
世に出てきた1920年代から1960年ごろまで、
この励磁型スピーカーが
スピーカー製品の主流でしたが、
質の高い永久磁石が開発されてからは、
メーカーはこぞって
スピーカー製造を永久磁石方式に切り替えました。
永久磁石は専用の電源が不要であり、
製造コストも安く済んだからです。
それに伴い、
励磁型スピーカーは徐々に市場から
姿を消していきました。
しかし、製造されることが
ほとんど無くなった今でも、
コアなオーディオファンの間で
励磁型スピーカーの音を
求める声が止むことはなく、
ビンテージものが高値で取引きされている、
というのが現状です。
励磁型スピーカーは、
永久磁石方式のスピーカーとは、
違う音の鳴り方がする。
そして、励磁型スピーカーは、
リスナーが電圧を変えることで、
音質に変化を与えることができる。
永久磁石方式のスピーカーとは違う個性がある限り、
時代が進んでも
励磁型スピーカーを必要とする
オーディオファンはいなくならない、
と私たちは考えます。
ローヤル産業は、
スピーカー製造会社としての
経験が育んだ独自技術を結集して、
オーディオファンの方へ、
質の高い新品の励磁型スピーカーを、
できる限り安価でお造りします。
■製品仕様について
RSS-133 仕様
Type |
Field Coil type full range Speaker System |
Long term max. power |
100W |
Rated noise power |
25W |
Frequency Response |
60Hz 〜 15,000Hz |
Sensitivity |
90dB |
Impedance |
8 ohm |
Crossover Frequency |
- |
Size (mm) |
243W x 390H x 320D |
Weight |
16kg |
Exciter Voltage |
12V DC |
価格 497,000円(税抜 ペア)