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Quest

デュアルモノ・フルバランス
プリアンプ

Quest

プリアンプの再考

Questの開発目標は、
弊社メインアンプのレイとケーブルの
ラインナップを強力に補完する
完璧なプリアンプを実現することでした。

Questを使用すると、
ソースとスピーカーの間の再現性を
極限まで引き上げられます。

限界を押し上げるために、
プリアンプがシステムにどのように貢献できるか、
そして録音された音楽と音楽再生システムの両方から
ポテンシャルをどのように引き出だせるかを再定義しました。


アプローチ

プロジェクトの開始時に、
オーディオシステムにおける
プリアンプの役割に際限なく疑問を投げかけ、
システムにプリアンプが絶対に必要かどうか、
この追加されたステージが
どのような音質をもたらすことができるかに
チャレンジしました。

まずソースとアンプの関係について
掘り下げることから始めました。

プリアンプのすべてのセクションを徹底的に調べて、
すべてのパーツをどのように改善できるか、
またそれらからどのような相乗効果を
引き出すことができるかを
確認しました。
 

新たなスタート

UNUMとReiの開発から得たすべての経験を
Questに反映できたわけではありません。

高電流および高電圧信号は、
Questが処理する小電流および
低電圧信号とは非常に異なる動作をします。

基本的には、信号の処理方法、信号の通過経路、
抵抗やトランジスタの種類と材質など、
すべてをスクラッチで始めました。
ゼロからの新たなスタートでした。
 

デュアルモノ・フルバランスデザイン

ReiとUNUMの両方のアンプが
フルバランスデザインであるように、
WestminsterLabはバランスデザインを重視し、
Questもフルバランスデザインの設計となっています。
さらなる探求(Quest)のために。


私たちは、とてもレアな仕様である
デュアルモノ・フルバランス設計を採用することにより、
この概念をさらに発展させました。

入力選択リレー、入力回路、ボリュームコントロールから
出力ドライバー回路に至るまで、
左右両方のチャンネルが完全に分離されており、
Questに並外れたチャンネル分離をもたらし、
最高の繊細な音楽情報を伝送します。
 

電源-10本の個別の電源レール

Questの電源は、並外れた音楽パフォーマンスの
土台となっています。
10個の個別の電源レールにより、
ユニット内のさまざまな部品やモジュールにおいて、
異なるチャネル間でも可能な限り高い分離を実現します。

異なるレールは、
個々のニーズと条件によって選定された部品の
さまざまなセクションニーズに合わせて特別に設計されており、
低ノイズパフォーマンスによって音楽内の
詳細なダイナミクスとディテールを提供します。

追加の独立したトランスと電源は、
非オーディオセクション専用です。
2段階の線形調整のいくつかのパーツでは、
Quest内の超高感度コンポーネントの調整を
より細かく制御できるようになっています。

クエストで使用されているOタイプのトランスは、
鉄心の設計が異なり、
通常のトロイダルよりも
さらに高い効率、クリーン、ピュアで、
高速な電力を提供します。
 

64ステップの精密ボリュームコントロール

信号の減衰は、一般的なプリアンプの主な機能の1つです。
信号を減衰させる方法はたくさんあります。
光カプラー、オートトランス、抵抗ラダーなどです。
これらのソリューションにはそれぞれ良し悪しがあり、
サウンドのニュアンスとクオリティーに
大きな影響を与える可能性があります。

徹底的なリスニングテストと研究分析の結果、
シャントタイプのステップ抵抗
ネットワークソリューションを採用しました。

4チャンネル64ステップの高精度抵抗ネットワークと
超低ノイズリレーには、
各々に専用の電源レギュレータと電源が備えられています。

また、制御ロジックを可能な限り最小限に抑えるため、
リモートコントロール機能のみを備えた
LEDディスプレイを採用しています。

さらに、干渉の可能性を最小限に抑える努力をしました。
 

ハイブリッド・グラウンディング

全体的なグランド設計とグランド方式は、
特にQuestが取り扱う小さな信号の場合、
システムの全体的なパフォーマンスに
大きな影響を与える可能性があります。

Questのグランド設計に多大な努力を払い、
私たちは新しいスキームである
ハイブリッド・グラウンディングを開発しました。
ハイブリッド・グラウンディングを使用すると、
ユーザーは2つのグランドモードを切り替えて、
すぐ自身のシステム専用にQuestを再構成し、
適切なグランドを選択できます。
 

区画設計とシールディング

私たちはQuestを通過する脆弱な信号を保護するために
徹底的に広範な対策を講じました。

金属は周りの電波干渉を吸収し、
この干渉はシステム全体に影響を与える
電気ノイズと磁気妨害に変換されてしまいます。

そのため、内側と外側のシールド材として
通常の銅やアルミ編組やアルミ箔の代わりに、
磁場や不要な渦電流を発生させない
カーボンファイバーを多用し、
吸収させずに驚くほど干渉を排除しています。

また、環境の変化に対して非常に高い安定性と、
共振と振動を抑える剛性にも寄与しています。

さらに、Questの多くの信号処理リレーは
ソフトスタートメカニズムを採用しており、
ユニット内のさまざまなセクションが
分離されて区画化されているため、
相互干渉が最小限に抑えられています。

最高のものをお望みのお客様は、
ユニット内にカーボンファイバーシールドで
別のレイヤーとバリアを追加する
拡張カーボンファイバーオプションを
購入することができます。

■製品仕様について

Quest仕様

歪み率 <0.0001% @ 1kHz
SN比 >120dB, unweighted
入力 バランス XLR 3
オプション  2
入力インピーダンス 51kΩ
入力電圧 6Vrms
周波数特性 2Hz to 100kHz, 0.1dB
出力電圧 12Vrms
チャンネルセパレーション >120dB
ゲイン 6.5dB
ボリュームコントロール範囲 0 to -63dB / ミュート
寸法 W470 x H110 x D392 mm
重量 13.2kg

価格

本体 定価:3,000,000円(税抜き)
※WestminsterLab 1.5m電源ケーブル付属

拡張カーボンファイバーオプション 定価:300,000円(税抜き)
RCA入力カード 定価:200,000円(税抜き)

価格 : 円(税込)
数量
 
拡張カーボンファイバー有無
RCA入力カード有無

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